発達障害、発達グレーのお子さんを持っていると(まあ、そうでなくても子育ては)、とっても大変ですよね。
私は軽度発達の長男、定形発達の次男を育てています。
長男は特性上こだわりが強い部分があったり、不器用さがあったり、人との距離感がつい近くなりすぎちゃったりで、子育てが大変な時期がありました。
次男は今がやんちゃ真っ最中!という感じで、長男がある程度落ち着いてきた分、次男のほうが今は手がかかる感じです。また、気にかけているつもりですが、発達に特性のあるお兄ちゃんを持った分、日々の中で嫌な思いをしたり、我慢していることもあるかもしれません。
今はふたりとも小学生になり、だいぶ??楽になりましたが、今でも「きーーー!!」となることもあるし、もっと小さいときは毎日「どうやって過ごしてたっけ?」と思い出せないくらい大変だったときもあります。
子供のことはカワイイと思っているけど、大変な時期は本当に大変。
本当に大変なときは、一人で抱え込まないことが大切!!
私も主人も県外から引っ越してきたので、身内は近くにいない&主人も残業、休日出勤ありで、次男が生まれてからは、ほぼワンオペ育児の私。
そんな私がなんとか今までやってこれたのは、色んなところに相談するところを見つけたから。
子供が乳幼児期、保育園児のとき、就学してから、私がお世話になった相談先をまとめてみようと思います。
子育てで「つらいな」「子育て疲れたな」「誰かに聞いてほしい」「こんなサービス、どこにいったらできるようになるかな?」と困ったときの参考になれば、と思います。
乳幼児期
乳幼児健診
長男が発達障害と診断が出たのは、もっとあと、保育園に通っている5歳のときですが、母子手帳の後ろの方にある検診のチェック項目が1歳半くらいからいつもギリギリ出来てたり、出来てなかったり。
検診では特に発達検査を勧められなかったですが、心配なところは保健師さんに聞いていました。
また、検診に行くと市町村単位でやっている各種相談などの情報もあります。保健師さん、保育士さんを中心に専門家がいるので心強いです。
- 育児相談
- 発育測定
- 母乳相談
- ママサークル
- その他、子供連れ向けのイベント
私は暇さえあれば、というか、暇がなくても煮詰まったときは家事を投げ出して(笑)そういうのに顔を出していました(笑)
わざわざサークルには入らなかったですが、頻繁に行っていると、職員の方とも気軽に話せるようになってくるし、顔見知りのママさんも出来てきてお互いに情報交換し合ったり出来ました。
子供と1対1での生活だと、大人と話すこと自体がぐっと減ってしまうので、こういった場所で日頃困っていることや他のお母さんはどんなふうにしているかな?と思うことなど話せる環境は本当にありがたいです。
子育て支援センター
子供が自分でハイハイしたり、歩けるようになってくるとよく行っていました。
私が行っていた支援センターはスタッフさんが常駐していて、ベテランの保育士さんだったので、日々のちょっとした困りごとを聞いたり、保育士さんが子どもたちに接している様子を見て、「あんなふうにすればいいんだ!」「こんな接し方でいいんだ!」とヒントになることがたくさんありました。
ここにも支援センター内のイベントの案内があったり、相談窓口があったり、センター外でも子育て中のママさんが子連れで行きやすい相談やイベントの情報を得られます。
また、頻繁に行っていたので同じく利用頻度の高いママさんとは顔見知りになって、情報交換したり、一緒に子連れランチを楽しむようにもなりました。
保育園のとき
保育園のときは、やはり保育園ですね。
私の子が行った保育園では、定期的に「相談日」いうのがあり、申し込めば市町村の福祉課の方や心配な部分を事前に伝えておくことで、その専門家(言語聴覚士や作業療法士など)が来てくださり、保育園での様子を見てアドバイスをもらえました。
私は幸いなことに担任の先生がベテランで、ご自身のお子さんも発達の特性があるらしく、早くに長男の発達の特性に気づいてくれ、保育園の相談日に見てもらうことが出来ました。
そして相談日に見てもらい「外来に行って見てもらったほうがいい」とはっきり言われたので、素直にそうしたことで、発達外来の受診→診断→リハビリと早めに支援を受けることが出来ました。
発達外来
やはり医師の診断が出たというのは、大きいですね。今も定期的に受診をしています。
その他にも
- 療育センター
を勧められて、通われる方もいますね。
長男は療育センターは利用しなかったですが、診断が出た年中さんからは病院内で行われる作業療法のリハビリに月1~2回通いました。息子の特性を理解してくれながらのリハビリは、家庭で見るときのヒントになることがいっぱい!
また、苦手なことは家庭で頑張ってやらせようとしても出来ない&やりたがらないで、親子ともにストレスとなってしまうことが多々あります。リハビリに習い事感覚で通うことで、楽しみながら苦手なところを伸ばせますし、親としても成長を間近で見ることができるので、とても良かったです。
就学してから
保育園→小学校入学で今まで相談していた先が一旦途切れてしまいます。支援の手が途切れないように事前に上手く準備しておられるお母さんもいますが、私は無理でした…
新入児検査で普通学級に通うことになり、「入学してから担任の先生と連絡を密にしてください」とのこと。しかし、担任の先生とのやり取りも主に連絡ノートでのやり取りで、どこまで言っていいのか…?
通っていた病院のリハビリも、「就学へ向けてのリハビリ」が対象でしたので、卒園とともに終了となりました。また、学校に通うようになると、送り迎えの煩わしさがなくなる反面、他のお母さんたちと顔を合わせることが激減してしまい、単純に「子供のことを聞いてもらえる環境がない!」というところに一番困りました。
市町村の福祉課
そこで相談したのが、市町村の福祉課です。
以前からお世話になっている作業療法士さんに話を聞いてもらいました。
今でも定期的に(1~2ヶ月に1回程度)面談というか近況を聞いてもらう場を作っていただき、話を聞いてもらっています。
本当はママ友と誘い合って子どもたちを遊ばせる時間を作ったらいいんでしょうけど、長男の微妙な特性上の話は、やはり専門家に聞いてもらったほうがいいかな、ということで相談させてもらっています。
親の会
発達に凸凹のある子どもたちの親の会みたいのも、一度参加したことがあります。全国各地に大きい組織、小さい組織様々あるようなので、近くにあれば一度行ってみるのもいいかも知れません。
私はなかなかタイミングが合わないのでその後行けてないですが、「発達の凸凹を抱えている」という共通点があるので、普通のママ友とは話しにくい話題、例えば、
- 放課後デイサービスの情報
- 家での困りごとの取り組みかた
- 会によっては専門家を招いて勉強会 …などを話すことができます。
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