発達障害かも?子育てしていて気づいたきっかけ。入園してから

発達障害

私の息子は、発達障害(自閉症スペクトラム、学習障害)の診断を受けています。ここでは、子育てしていて感じた「ちょっとの不安」を思い出しながら、「発達障害があるからそうだったのかも…」というポイントを上げています。

前回、前々回と続き、今日は保育園に入園してからの気になったポイントをあげていきます。息子は年中さんで診断をもらったので、今回で最終回になります。

 

前回までの記事は

  1. 『発達障害かも?子育てしていて気づいたきっかけ。生まれてから歩くまで』
  2. 『発達障害かも?子育てしていて気づいたきっかけ。未就園のころ』

に書いています。

 

『発達障害』とひとことで言っても、どんな特性が強く出ているか、どんな割合で出ているかで全然印象が違います。

なので、きちんと診断をもらうまでは心配しすぎないで!!

 

相談に行くかどうか迷っている…という方たちの判断の助けになればと思います。

 

保育園に入ってから

息子は一人遊びが好きで、なかなか人と(特に同じ年齢の子)と関わって遊ぶことが少なかったので、入園してからの集団生活がうまくおくれるか?多少の心配があったのと、はじめての子供で親としてもはじめての保育園。保育園生活にも親子とも一年生でした。

なので、入園してすぐに担任の先生には連絡ノートを通じて『こんな息子です』『こんな心配があります』とお伝えしていました。最終的には、園の巡回相談で相談させてもらい、受診へと繋げていただけました。

列に並んで待っていられずに、フラフラあるきだしてしまう

保育園に入園して割とすぐに参観日が設けられていました。初めての参観日に見学に行くと、トイレや手洗いなど、並んで順番を待つ場面がありますが、そこで自分の順番が来るまで並んで待っていられない様子がありました。

お友達を押しのけて割り込んでトラブルに…ということはなかったですが、並んでいる途中でふらふらと列から外れていって、ちょっとすると、また列の一番後ろへ並び直して…という感じで、早めに並び始めていても、いつも順番を終えるのが最後のほうでした。

用を終えたお友達が遊んでいる様子が目に映る、その視覚刺激に弱く脱線しやすかったのだと思います。

知らない人にも平気で話しかけ、必要以上に近づいてしまう

郵便配達や宅配便の配達員さんが来た時などは、息子も一緒に出てくれるのですが、『な~に~?』『どこから来たの~?』など、必要以上に話しかけたり、隣へ立って配達員さんの手をつなごうとしたり…という感じでした。小学校に入ってからも1年生くらいまではそんな感じでした。

保育園では、時々体操の先生や読み聞かせなど、定期的にゲストの先生が来てくださっていましたが、そんなときはゲストの先生にべったりくっついていました。

自閉症スペクトラムの特徴にあるのが、対人関係の苦手さ。その中でも、興味のある人に対しては、距離感が近くなりがちなのが主な原因ですね。

文字を覚えるのは早いが書くのは苦手

自閉症スペクトラムの子供は、文字や記号などに関心がある子が多いです。息子も、早いうちから自分でどんどん文字を覚えていました。

年少さんでひらがなを、年中さんでカタカナを、年長さんでアルファベットと漢字の一部を覚えましたが、文字を『書く』ということは、なかなかやろうとはしませんでした。年長さんの秋頃に(時々逆さ文字もありましたが)嫌がらずに自分の名前を書けるようになりました。

文字を書くことをあまりやりたがらないのは、協調運動の苦手さから、「鉛筆を持って書く」「見本のように写す」「真似して書く」ことが難しかったのだと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

息子は発達障害の中でも、自閉症スペクトラムと学習障害の診断を受けています。なので、ここにあげた特徴は自閉症スペクトラムと学習障害の特徴が主になります。

何度もお伝えしていますが、ひとくちに『発達障害』といっても、その子によってどんな特性を持っているのか?どの特性が強く出ているのか?によって、ひとりひとり全く違います

ここに書いていることが当てはまるから、必ず発達障害というわけではないですし、逆にここに当てはまらない子でも発達障害である可能性もあります。

もし、『発達障害かも?』と悩まれているなら、早めに受診をして診断を受けて、適切な療育を受けることで、お子さんやご家族の負担や不安が解消されるといいなと思います。

 

さいごまでお読みいただき、ありがとうございました。

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