発達障害かも?子育てしていて気づいたきっかけ。生まれてから歩くまで

発達障害

子供を育てていて気になるのは、発達が順調に育っているか?だと思います。

寝返りをしたり、ハイハイしたり、順調に育っていれば安心ですが、成長がゆっくりだと親としては心配ですよね。

月齢の小さいうちは本当に個人差が大きいですし、寝返りやハイハイが早かったり、遅かったりでお母さんたちは一喜一憂ではないでしょうか??私もそうでした。

ここでは、長男を子育てしていて感じた「ちょっとの不安」を思い出しながら、「発達障害があるからそうだったのかも…」というポイントを上げていきたいと思います。

『発達障害』とひとことで言っても、

  • どんな特性が強く出ているか?
  • その特性がどのくらい強く出ているか?

…によって、同じ自閉症スペクトラムの子供でも全然印象が違います。

うちの長男は発達障害の診断を5歳で受けたあと、発達障害の特徴を本やネットなどで調べても、当てはまることと全然当てはまらないことがあり、「結局どうなの?」という感じでした。

なので、ここに上げたことが当てはまるからと言って必ずしも発達障害と言うことではありません。

 

きちんと診断をもらうまでは心配しすぎないで!!

 

相談に行くかどうか迷っている…という方たちの判断の助けになればと思います。

 

生まれてから歩き出すまで

おっぱいの飲み方が下手。もしくは体重が成長曲線に沿って増えていかない 

母乳は出ていたので、「母乳で育てるように。でもお母さんが疲れすぎないように上手にミルクを足してね」という産科の指導を受けて退院。

退院後は産院の指導の通りに、母乳中心にして、哺乳瓶にも慣れてもらいたかったので、一日のうち1回はミルクを与えるようにしていました。

しかし、産後1月の健診では600gしか増えておらず、もっとミルクを足すように指導をされて悲しい思いをしたのを覚えています。(その後2ヶ月目以降は成長曲線に沿って体重が増えていき、ミルクを足さなくてもよくなりました。)

障害児の施設に勤めていた友だちによると、なんらかの障害を持っている子は、母乳の飲みが悪かったケースが多いのだそうです。

母乳の飲みが悪い=必ずなにか障害がある、というわけではないです。

ですが、息子は協調運動が苦手な特性があり、体を使うことがあまりうまくないので、その特性から母乳を上手に飲めるようになるまで時間がかかったのではないかと、今になっては思います。

昼寝が少ない、寝てもすぐに起きてしまう

ある程度大きくなってくるとだんだんお昼寝の時間も少なくなってきますね。

息子は生後6~7ヶ月頃は本当に寝なくて、お昼寝を全くしない日があったり、そのくせ夜も1~2時間おきに起きるので、本当に辛かった…。五円玉で「あなたはだんだん眠くな~る」って冗談で息子にやってみたりして(笑)

体力がついてきたのもあると思いますが、もしかしたら、感覚過敏の特性からヒヤリとした布団に置かれる感触や周りの物音や光が刺激となって眠りにつくのが苦手だったのかもしれません。

ハイハイの仕方が特徴的

しっかりお腹を上げた4足歩行のきれいなハイハイを、息子はほとんどしませんでした。お腹は引きずったままのいわゆる『ズリバイ』スタイル。

これもズリバイしている=発達障害というわけではないです!

でも、協調運動の苦手さや体幹筋力の弱さがある息子には、お腹をあげたハイハイは大変だったんだなと、今となっては思います。

そのかわりズリバイでも、ものすごく早いハイハイをしていました。バタフライのようなフォームであっという間に移動して、目的のおもちゃのところまで行っていました。(笑)

最近はハイハイをしないまま、寝返り→おすわり→つかまり立ち→あんよ、と成長するお子さんもいるとか。

ちなみに、定型発達の次男はズリバイは全くせず、いきなりきれいなハイハイをしていました。

 

私が母乳相談でお世話になった助産師さんは「自分でおすわりできるようになるまで、なるべく座らせないで」と言っていました。

おすわりするようになると、目線が高くなって、赤ちゃんもちょっとずつ一人遊びができるようになるから楽になります。でも、自分でおすわりできるようになる前に親がおすわりさせていると、体幹の筋肉が育ちにくいので、しっかり体幹の筋肉が育って自分でおすわりするようになるのを待ってあげてほしいということでした。

おわりに

赤ちゃんの時代では、普通に赤ちゃんを育てていて心配になるポイントだったかと思います。

私もこの頃は発達障害があるとは夢にも思っていませんでしたし、周りの発達障害のないお子さんのお母さんたちも同じようなことで悩んでいました。

 

なので、上記に当てはまる=「発達障害」というわけではないので、心配しすぎないでください!

 

発達障害の診断は、早くて1歳半ころから。しかし、保育園や幼稚園で集団生活をするようになってからとか、小学生になって勉強につまづいて、あるいは、もっと大きくなってから本人が生きづらさを感じて、受診に行くケースも少なくありません。

もし、発達障害がわかったら、なるべく早く療育を受けて、本人やご家族の不安や生活のしづらさを解消できるように、上記のことが気になったら、これからの成長を注意して見守ってください。

 

次回以降の記事は以下になります。

  • 発達障害かも?子育てしていて気づいたきっかけ。未就園のころ
  • 発達障害かも?子育てしていて気づいたきっかけ。入園してから

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